a bit bite of new york



サンライズからはじまる毎日のサプライズ。

ちょっとしたことを、
ちゃんとしたものに。

そんな小さな出逢いをニューヨークよりお届けします。


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巻き髪少女の悲劇

チャイナタウンで目撃した、ちょっとしたすべらない話。

トライベッカに用があったわたしは、
独身時代によく立ち寄った
チャイナタウンのヌードル屋で
久しぶりにランチをすることにした。

店のドアを開けた途端、
店員のおっちゃんに広東語で話しかけられ
連れて行かれたのは大きな丸テーブル。

まわりからは、しゅるしゅるっとヌードルをすする音、
プラスティックのお皿とお皿が重なり合う
中国食器のカチャカチャっとした音、
そしてやたらと語尾にアクセントが入る
男っぽい広東語が聞こえてくる。
そこはワンタン麺が3ドル50セントで食べられる
ローカル度満点な屋台風のヌードル屋さん。
まるで香港にいるかのような気分になるのだ。

テーブルには、食べ終わったおやじがひとり、
会計を済ませようとドル札を勘定していた。

そこに若い女子のふたりが、
同じテーブルにやってきた。

ひとりはすっぴんに眼鏡をかけた真面目風で地味な女子。
もうひとりは化粧もばっちり、巻き髪茶髪の青春まっしぐらの女子。

このふたりが友だちなのかぁと様子をうかがっていると、
会話もなければ、顔すら合わせようとしていない。
どうやら彼女たちは同時に店に入ったために、
いっしょにテーブルに連れて来させられたようだった。

というわけでそのテーブルは、周りを見渡しても
圧倒的におやじ密度が高いヌードル屋の中で、
わたしを筆頭にひとりランチをする女子たちが集結、
そこは“シングル・ギャルズ・テーブル”になっていたのだった。

おそらくこれが3人のニューヨーカー女性たちであったら、
そこには必ずフレンドリーな会話が生まれるのかもしれない。
自己紹介し合って、仕事の話やどこに住んでるなどなど。
でもここはチャイナタウン。わたしたちはアジア人。
お互いの様子はうかがいつつも、
大人しく自分たちのヌードルを待っていた。

3分もたたないうちに、3人のヌードルが同時に登場した。
わたしのワンタン麺、巻き髪少女の海鮮麺、
すっぴん眼鏡ちゃんのアジア風カレーヌードル。
3人のための温かいプーアール茶も出された。

そこからだった。
テーブルに置かれていた割り箸とれんげを、
巻き髪少女は自分のプーアール茶の中につっこんだのだ。
これは香港のローカルな飲茶屋でよくみられる光景で、
プラスチックのコップやお箸などを
温かいプーアール茶に入れて殺菌消毒をするといったならわし。
でもここでの割り箸は、ちゃんと薄っぺらいポリ袋に
完封されていたのに、であった。

つぎに巻き髪少女は、チリソース用の小皿も
ナプキンでせかせかと丁寧に拭き始めた。
気づくとすっぴん眼鏡ちゃんも同じことをしている。
清潔である彼女たちは、食べる前の儀式かのように揃って小皿を拭いていた。
そこで拭かずに食べたらわたしひとりで不潔女?
と思われそうな空気がぷんぷんしたので
連鎖反応でわたしもれんげをふきふき。
なんとも日本人っぽいわたしであった。

それでもわたしはさっさとワンタン麺を食べ始めていた。
すると今度は巻き髪少女がガサガサとかばんを漁り、
なんとかばんから、水筒を出したのだ。
なるほど、殺菌消毒するために割り箸とれんげを
漬け込んだプーアールなんて飲めるものじゃないものね。
彼女はお箸とれんげの消毒が終わるまで、水筒からお茶を飲み、
iPhoneで音楽を聞き、iPhoneのスクリーンを眺めて
ミラーカバーに映る目元の化粧をチェックしていた。(わたし、見すぎ)

そんな潔癖な巻き髪少女がようやく食べ始めようとしたそのとき。
隣のすっぴん眼鏡ちゃんが自分のカレーヌードルの中に入っていたレモンを絞ろうとすると、
手が滑りそのレモンが巻き髪少女の洋服に向かってすっ飛んでいってしまったのだ。
その決定的瞬間を目にしたわたしは、思わず吹き出しそうになり笑ってしまった。
もちろん、声を出さずに。

そのときの巻き髪少女の顔といったら、もう。
怒りと焦りと恥辱とテンパリのオールミックス。
もちろんすっぴん眼鏡ちゃんも大焦りで平謝り。
それに対して巻き髪少女は顔を引きつらせながら
「いいわ、いいわ」としか言えず、愛想などふれるわけがない。
わたしも大丈夫?とは言ったけれど、
目を合わせてはくれなかった。

というのも、すっぴん眼鏡ちゃんが食べていたカレーヌードルは
アジア風に作られていて、オイルがたっぷりと入ったカレーであった。
その中に埋もれていたカレー&オイルつきのレモンが、
巻き髪少女の淡い水色のシャツにシミとなってついてしまったのだ。

今までの努力が台無しかのような、巻き髪少女にとっては前代未聞のハプニング。
すっぴん眼鏡ちゃんもきっとチラチラと巻き髪少女の潔癖性の姿をみていただけに、
ものすごい罪悪感と恐怖感を感じていたにちがいない。
そのあとのシングル・ギャルズ・テーブルは、異様な空気に包まれたのだった。

と、話はここで終わるのだけれど、これをだんなしゃんに話したら、
それまでは笑いながら聞き入ってたのに、そこでがっかりして
「オチがないやん!」と関西人なりのツッコミ。

最後は、このご立腹の巻き髪少女が
テンパリながら思わず消毒液のプーアールを飲んでしまった、
でええんやんかと、勝手に”オチ”を作られ
ちょっとしたすべらない話が完成されました。

こんなこと、ほんとにあるんですねぇ。

巻き髪少女はきょうも、マンハッタンのどこかで
水筒を持ち歩いているのかしら。


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やっぱりダメだ、ミュージカル。

最近、ダンスを見る機会が多いこのごろ。
コンテンポラリー・ダンサーの友だち、アリちゃん
旧正月記念のショーをチャイナタウンで見てきたり、
映画「ブラック・スワン」に影響されて
New York City Balletの「Swan Lake=白鳥の湖」を見に行ったり。
その二日後にはだんなしゃんが会社でチケットをいただいた
ミュージカル「CHICAGO」へ行ってきた。

でもこの“ミュージカル”(だけ)が昔っから悲しいほどに苦手。
若いころ観光で遊びに来たニューヨークで、
友だちが見たいというミュージカル「美女と野獣」に付き合い、
途中からぐっすりと眠りに入ったわたしは、
終わったよ、と起こしてくれた彼女が
感動の涙を流して余韻にひたっているのをみて
一気に目が覚めたのを覚えています。
そしてその次の日の夜には、
わたしが行きたかったジャズバー「Blue Note」で、
今度はわたしが感動してグルービーにジャズを聞き入っていると、
その横には友だちの美しい寝顔がありました。笑

歌とダンスと演技のすべてを兼ねそろえた
ミュージカルはすごい!とは思うのに、
いつまでもミュージカル嫌いは克服されずたのしめない。
今度こそ少しは好きになれるかも?と思って行った今回もやはりダメでした。
あの大げさな笑顔や派手な動きが気になってしまい、
話している途中にいきなり歌いだすのが不自然と感じてしまい、
(むしろ会話なのか歌なのかどっちかわからないのも不自然に感じてしまう)
やはりこの歌、ダンス、演技の3つのパフォーマンスを同時に
あそこまで盛大にドラマチックにやられると
わたしの頭とハートは忙しくなってしまうようです。。

というわけで、CHICAGOは休憩時間に出てきてしまいました。笑
だんなしゃんもわたしとまったく同じようにミュージカル嫌いなので、
休憩に入った途端ふたりで顔を合わせて、「でる?」と。
その5分後にはメキシカンフードのブリトーをほおばっていたふたりです。
つくづく、“趣味の合う”夫婦でよかったと思ったのでした。


photo: 映画「ブラック・スワン」のお陰で不思議なほどたのしめた New York City Ballet。

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あしあと
 

小さな小さな足跡、みいーっけ。
なんとも愛くるしいドットです。
猫好きには、たまりませんにゃ。

一瞬、後をつけちゃおうかと迷ったけれど、
くっきりと残ったその丸をみていたら
とてもとてもその上を踏むことはできず、
この子が無事、家に帰れたことを祈って立ち去りました。

友だちのおめでたニュースと重なって、
小さな命の愛おしさにきゅんとなる雪の日でした。

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新しい年、新しい発見。
 
人間、不思議なものです。

ぜったいにぜったいに好きならない、
好きになってたまるか!(笑)とさえも思っていた
アメフトにな、なんと、興味をもちはじめたのです。

まずは、アメフトファンとアメリカ人にはごめんなさい!をしますが、
今までわたしは、サッカー、つまり本来の“フットボール”が好きなので、
ルールも複雑な上に(単にわたしがバカなだけ)
野獣のようなムッキムキのアメリカ人が
ウゴーーーーっと叫びながら
相手を食い散らかすかのように戦う
動物的?な闘争心が苦手で、
(チアリーダーも苦手です。。)
ずっとずっとアメフトを毛嫌いしてました。

アメリカ生活の長いわたし、
いやアメリカの大学を卒業もしたわたしだというのに、
ずっと意識的に、故意的にスルーしていたのです。

と、ころが。
去年12月あたりから、やたらとfacebookで見かける
大学の同級生たちの「GO DUCKS!」というつぶやき。
そのうち「DUCKS, #1 in Nation!」などという文字も発見して、
んん?そんなに今年は強いのか?
と、知りもしないのになぜか今になってカレッジフットボールに興味が。
ちなみに「DUCKS」とはオレゴン大学の公式マスコットのことで、
わたしはこの大学、University of Oregonを卒業しました。

オレゴン大学で誇れることといえば、
NIKEの創業者であるフィル・ナイトの出身校であること。
そして、そのNIKEの広告をつくる広告代理店、
wieden+kennedyのwiedenさんも
この大学のジャーナリズム学部を卒業したこと。(わたしもです)
そして、最後にカレッジ・フットボールが強い!というわけだったのです。

きのうはその全米大学フットボールの決勝戦で、
オレゴン大 VS オーバーン大の大一番。

今までの自分とは思えないほど試合に集中し、
ルールも勉強しようと自ら努力し、
ルールがわからないとイラっとまでして、
興味が皆無だったアメフトを熱烈にたのしんでました。

こんな「まさかな」ことがあるのですね。
それも母校というきっかけのお陰。

残り時間数分のところでオレゴン大が同点に追いつき、
最後の最後までわからなかった試合だった。
残念ながら優勝はできなかったけれど、
新しい世界をみせてくれた彼らに感謝して、
おつかれさま!を言いたいです。

2011年、もっともっと新しい発見がありますように。


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いとー
 
なんだかおもしろかったので書きます。

先日、mixiを通じて
「●●小学校卒のおかのさんですか?」と連絡があり、
彼は伊藤という名の同級生だったという。

でもいまいち誰だかよくわからなくて、
小学校からいっしょの幼なじみmogに聞いてみると、
どうもふたりが思う「いとー」が一致しない。

わたしは出っ歯のいとーでしょ?といい、
mogは背が小さくてめがねのいとーでしょ?といい、
どちらも定かではないのに、
違うよ、こうだよ、あれだよ、
あのいとーだよ、
とメイルのやりとりを繰り返していたら
パソコンの画面がこんななことに気がついた。

次の日には、卒業アルバムをiphoneで撮影した
いとーの写真がmogから送られてきて、
彼の正体は、やっぱり!出っ歯のいとーだった。

こんなに噂されてるいとーって、
ある意味幸せものかもね。
はたして今も出っ歯なのかしら。(ごめん!)

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すこしずつ、春。

マンハッタンを横目にバイクライド。
気持ちよさそー。


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good bye, 2009!
 

きのうは、ともよちゃん夫婦といっしょに夜中の2時まで
M-1やら、すべらない話などをみて、お笑い倒しの忘年会。
ワインもどんどんとすすんで完全にゆるゆるになったわたしは、
久しぶりに化粧をつけっぱのまま寝てしまいました。

そんな夜が明けたきょうの朝、
二日酔いのままカーテンを開けると、
そこにはまたもや真っ白な世界。

これが2009、最後の朝かあ。

酔っぱらっていたので、すっかり昨晩するのを忘れていた黒豆を急いでつけて、
トウキョウのママから留守中に届いていたお餅をとりに郵便局へ行って、
クリーニングをとりに行きがてら香港人のおばちゃんとお決まりの香港話をして、
ランドリーして、休憩にIPPONグランプリみて、掃除して。
黒豆は、さきほどやっと煮終わりました。

あしたの朝は、どんな朝になるのかな。

さようなら、2009!


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the empire of yankees
 

優勝から数日たった今も、エンパイアはヤンキースカラーです。

ちょうどこのとき、メジャーリーグ記者のユカといたのだけれど、
彼女もすかさず iPhone でヤンキースエンパイアの写真を撮ってました。

プレイオフ以降は、ヤンキースの取材もしていたユカ。
優勝後には、あのシャンパイファイトの現場にもいたんですって!
すごいですよねぇ。

パパから頼まれたという優勝記念キャップを買って、
彼女もやっとシーズンオフに入り、しばらく帰国です。
一番寒い時期にニューヨークにいないだなんて、
それこそヤンキースの選手みたい!かっこいいな。

ヤンキースもユカもおつかれさまでしたー。
あっ、あと巨人も!いぇーい!

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empire state of mind.


気づいたらあっという間に2週間!
しばらくブログをさぼってました。

その間に、ちいさく風邪をひいたり、
ヤンキースがワールドシリーズに進出!したり、
5年振りの知り合いと街でばったり出逢ったり!
辺りはもう、オレンジ色の落ち葉でいっぱいです。

この時期から年末にかけては、どこもかしこもイベントごとが多くて、
とくにニューヨークの秋はどこの秋よりも大好きなので、
セントラルパークのパンプキンカラーの木々や落ち葉をみると、
なんとも言えず、たまらなくセンチメンタルになってしまう。

まして、今はワールドシリーズの真っ最中だから、
街中にヤンキースキャップやジャンパー(!)が増えはじめ、
試合がある夜にはピザ屋は混んで、みんなして友だちの家に集まるなど、
まわりではじわりじわりとヤンキース現象が巻き起こっているし、
それに輪をかけて、king of new york となった Jay-Z の
empire state of mind がそっこらじゅうから聞こえてくるのです。
♪new york, new york, new yoooork♪と。笑

34丁目の駅構内では黒人パフォーマーさんたちがその曲で踊り、
アストリアでもどでかい車の中から爆音でその曲が流れ、
思わずわたしたちも Jay-Zファンでもないのに、
CDを焼いてもらって夜のドライブなんかで聞いていたり。
この前のヤンキーススタジアムでのjointライブも見ものだった。

Jay-Z は好きじゃなかったけれど、
alicia keys の声はまえから好きで、
こんな曲をいまここで聞いてしまったら、
もう、下手でも歌うしかない!です。はは。

さてさて、今夜も友だちの家で片手にピザ(かビール)でヤンキース!
しばらくは、こんな empire state of mind がつづきそうです。

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てんとうむし
 
朝起きてみたもの。橙色のてんとうむし。
さてはきょう、いいことがあるのかも。


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